すごいバイタリティ!開発系への就職
筆者のいとこに、開発関係で就職した女性がいます。その女性は、とてもバイタリティがあって、大学で開発関係の専攻を取り、フィールドワークで南米に行ったはいいものの、現地の妙な病気にかかったりしたけれども、無事に論文を書き上げたというつわものです。そのあと、政府の主催する海外派遣の仕事に応募して、見事に受かり、南米のほうへ滞在していました。帰ってきてから、また大学院に進み、論文を書いていました。そして、そんなふうにして、しばらくすると、また政府系の南米へ行く仕事が見つかり、それに応募して、今も海外で暮らしています。海外で暮らすのは、本当に大変なことで、それが発展途上国だったら、なおのこと大変だということは、筆者でもわかります。
いとことは、もうずいぶん会っていませんが、海外へ出かけて働きに行くというスタイルに、もう慣れてしまっているのでしょう。広報の仕事をしている関係上、大使夫人などとも交流があるのですが、「日本から着物は何枚持っていらしたの?」という世界で、とてもストレスがたまり、実家の母親にこぼしていたということです。しかし、その大使夫人に着物を貸してもらったりして、仕事を覚えていったようです。筆者も海外に行ったときは、どんなパーティがあってもいいよう、きらきらの黒のジャケットを持って行きました。結局、そのような正装の機会は、一回とか二回くらいしかありませんでしたが、持って行ってよかったと思います。