PAGE

開発系に就職しようと考えた話

IT業界の就職は二つの開発のタイプを見極めてから決める 筆者は大学が外国語学部だったので、開発に関しても、興味を持っている時期がありました。就職をあっせんするセミナーで、開発関連の国際的な企業が集まっていることがあって、そこに説明会を聞きに行ったこともありますし、青年海外協力隊を行っている、JICAの説明会にも行きました。しかし、そこで知らされたことは、開発に進むのは、4年制大学で、きちんと開発についての勉強をした人であって、語学系はダメということでした。すでに専攻からして、間違っていたのです。それで、筆者の開発熱は下がってしまいました。それに、はじめから、そんなに開発一本で行きたいとは思っていませんでした。筆者は大変気が多いので、開発に行くのも、芸術系に行くのも同じくらいの熱意があったのです。

しかし、JICAでの説明会では、いいことばかりでなく、ありのままを説明していました。たとえば、発展途上国のあるアジアの国に赴任しているうちに、内臓に寄生虫が入ってしまっただとか、南米のある地域では、水ぼうそうになっただとかです。そういったハプニングも乗り越えながら、開発のために働くのですから、よっぽど意志が強くなければ、務まりません。今から考えると、開発に行くくらいのバイタリティは筆者にはないと判断せざるを得ません。ただ、雰囲気で決めるというくらいの覚悟では、とうてい無理だと思います。そうでなくとも、海外で暮らすのは本当に大変なことなのだと今では思います。
Copyright (C)2024IT業界の就職は二つの開発のタイプを見極めてから決める.All rights reserved.